赤ちゃんが産まれることはお父さんお母さんにとってとても嬉しいことです。
産まれて間もない頃に行う伝統行事のお宮参りやお食い初めはご存知のでしょうか?!
初めのお子さんの場合は特に戸惑うことが多いと思います。
この記事を書いている筆者も長男が生まれたときに曽於市や都城周辺でどのようにお宮参りやお食い初めを行えばいいのかを調べるのに時間を要しました。
そこで、今回は私たちの曽於市、都城市周辺でのお宮参り、お食い初めの体験記を書こうと思います。
本記事は2021年に行った情報になります。もし本記事の内容と異なる事象があっても責任は負いかねます。
お宮参りとは
お宮参りとはお子さんが生まれたことを氏神様に伝えて赤ちゃんが健やかに成長するようにお祈りする伝統的な行事です。
いつ行うかは地域によって違うようですが、生後1か月~100日前後に行う方が多いようです。
お食い初めとは
お食い初めとはあかちゃんが食べるものに困らず一生暮らせるようにとお祈りする行事です。時期としては100日前後に行うので「100日祝い」とも呼ばれます。
お宮参り参りとお食い初めを一緒にやっていいか
お宮参りを生後1か月で行いお食い初めを生後100日で行うというのはお母さんも体調が安定しなかったり、ご家族の日程を合わせるのも難しかったりで負担が大きい方も多いと思います。
調べたところ、お宮参りとお食い初めを同じ日にすることは問題ないということが分かりました。
実際の体験記
ここからは私たち家族の体験記を書きます。私たちはお宮参りとお食い初めの日を同じ日にすることにしました。
丁度大安だったので生後120日目に行うことに決めました。
その際以下のような手配を行いました。
事前準備編
1.写真屋さんの手配
まず、お宮参りの写真撮影を行うため、写真屋さんを探しました。
Google検索を行うとチェーン店や写真館など複数でてきましたが、口コミが良くてホームページの情報が充実していたので「フォトスタジオ3m」さんにお願いすることにしました。
2か月前には電話をして私たちが予定している日に予約が可能かを確認しました。
そして、実際に「フォトスタジオ3m」さんに訪問して打合せをしました。
まず、以下の3点を要望として伝えましたが快くOKしてもらえました。
①神柱神社で出張しての撮影をしたい
②お祓いの際に着る衣装を借りてたい
さらに、実際に私たちが写真屋さんを訪問して以下を決めました。
①撮影プラン
②アルバムの種類
③写真の枚数
④写真の1枚の大きさや配置
⑤写真の用紙種類(マット・光沢等)
⑥データ受渡しの有無
⑦撮影開始時間
⑧衣装選び
そして、金額が提示されて予算内だったので決定しました。
私が行った2021年の時の情報ですので詳細は写真屋さんへご確認ください。
私がご依頼した「フォトスタジオ3m」さんのWebページは以下の通りです。
http://www.photo-studio3m.com/
データにお金がかかるかもしれませんが全部もらった方がいいと思います。
年賀状など色々と使う場面があります。
2.神社の手配
お宮参りの神社は安産祈願を行った神柱神社にすることにしました。
2ヶ月前に電話を掛けると以下のことが分かりました。
①午前中の9時~11時30分、午後13時~16時で開いていて事前の予約が必要ない
②ただ、団体のご祈祷が入るとその時間帯は個人は受け付けられないので直前に電話確認をしたほうがよい
③初穂料(祈願料金)は6000円からでこちらで決定する
詳細については以下の神柱神社のWEBサイトをご確認ください
私たちは初穂料を1万円にすることにしました。
また、初穂料は封筒に入れて神社の社務所で私のですが封筒の書き方にもきまりがあるようです。以下のWEBサイトに詳細に書かれているのでご参照ください。
https://www.santai-jinja.jp/blog/omiyamairi-hatsuhoryo/
3.料理の手配
丁度コロナ時期だったこともあり、私たちはお食い初めを家でやることにしました。
そこで約1か月半前にお食い初め膳1セットと大人4人分のお弁当を注文しました。
時間を逆算して12時~12時半に受け取りに行くという注文をしました。
お食い初め膳の基本は「一汁三菜」と言われます。
赤飯、汁物、焼き魚(鯛のお頭付き)、煮物、香の物の膳となります。
これに「歯固め石」あるいはその代用品を用意して丈夫な歯が生えますようにとお祈りします。
膳の器の色にも決まりがあり、男の子は朱色、女の子は黒色です。
小迫ストアーでも以下のようにお食い初め膳セットやお弁当のご注文を承っていますのでお気軽にお問合せください。
お宮参り・お食い初め実際の流れ(前日→当日→後日)
1.前日
前日に写真屋さんに衣装(赤ちゃんの祝い着)を借りに行きました。
また、初穂料の封筒に規定に従って文字を書きお金の準備を行いました。
2.神柱神社でのお祓い
朝9時45分に着くように家族みんなで神柱神社へ行きました。社務所で初穂料をお納めし受付用紙に記入をしました。
その後しばらく待合室で待ってから10時頃からお祓いをしてもらいました。
ちまみに大人の格好は男性はスーツ姿、女性はフォーマルな服装にしました。女性は着物等の方も多いと聞きますが着付け等大変なので状況に合わせて判断されたらいいかと思います。
3.神社での写真撮影
お祓いが終わった後に10時30分頃から写真屋さんに神柱神社で出張写真を撮ってもらいました。
4.写真館での写真撮影
神社での写真撮影が終わった後に「フォトスタジオ3m」さんの写真館に移動しました。
11時頃から写真撮影をしました。とても赤ちゃんの対応に慣れたスタッフの方があやしてくれました。途中でおむつが汚れたのですが嫌な顔もせずにおむつ交換も待ってくださいました。衣装の着替えもスムーズに行えてまた、撮影も赤ちゃんが飽きないように色々と工夫されているなと感じました。
撮影が終わった後、専用のパソコンでどの写真をアルバムに載せるかを選択しました。良いなと思った写真にパソコン上でマークをしてその中から更にアルバムに掲載する写真を選びました。12時頃には終了しました。
5.お食い初め膳の受け取り
写真撮影が終わった後にお食い初め膳と大人が食べるお弁当を受け取りに行きました。
12時30分頃に受け取り支払いをしてそのまま家へ向かいました。
6.お食い初め実施
家に帰りつき、お食い初め膳を並べて、13時頃からお食い初めをは始めました。お食い初めは男の子の場合は年長の男性が行うというしきたりがあるらしいので筆者の父が行いました。
①ごはん ②吸物 ③ごはん ④魚 ⑤ごはん ⑥吸物 の順で口元に運び食べる真似をさせます。これを3回繰り返します。最後に歯固め石に箸を当て赤ちゃんの歯茎に当てます。「きれいなしっかりした歯が生えますように」と祈りながら行いました。儀式はこれで終了です。
後はみんなで楽しくご飯を食べました。赤ちゃんはみんなで代わる代わる抱きながら赤ちゃんの面倒はみました。
7.お宮参りお食い初め後に行うこと
お食い初め膳の食器を洗って翌日には返却しに持って行きました。
また、アルバムができたら電話連絡があったので受け取りに行きました。
お宮参りとお食い初めを行った感想
私たちはお宮参りとお食い初めを一緒に行いました。
産後でお母さん体調、赤ちゃんの体調も考えると一緒に行って正解だったなと感じました。
準備等大変でしたがやってみて達成感を感じましたし、父母になったという実感もわきました。
この記事が曽於市都城周辺のお宮参りやお食い初めを検討されている方の何か一助となれば幸いです。
※この記事は2021年での体験です。状況が変わっていた場合の責任は負いかねます。